最近、朝晩の冷え込みも和らぎ、少しずつ春の訪れを感じるようになりました。市役所の前にある桜の木も、つぼみが膨らみ始めています。今年もきれいに咲いてくれるのが楽しみです。
コロナ禍で控えていたお祭りも昨年度から徐々に再会され始めました。今回の桜まつりも昨年から復帰し今年は復帰2年目となります。
こういったお祭りごとというのは地域とのつながりを作る大切な機会でもあります。
市内の商店街を歩いていると、「今年も桜祭り、やるんやなぁ!」という声が聞こえてきました。昨年は規模を縮小していましたが、今年は久しぶりにフル開催。地元の方々も「やっと昔みたいに戻ってきたなぁ」と嬉しそうでした。自治会の皆さんも準備に励んでおられ、市役所としてもサポートできることがあればと思っています。
子供会や自治会のお手伝いなどで敬遠されがちな地域行事ですが、開催することには大きな意義があります。
まず、地域の人々とのコミュニケーションをとる機会になります。隣の人との立ち話も少なくなった昨今では孤独を感じる子育て世代、高齢者世帯などがありますが、道端であっただけではつながれないような繋がりを持つことで孤独感を軽減でき、災害などのいざという時の連帯感や助け合いにつながります。
また経済的な効果もあり、近隣の地域からの集客によって周辺店舗の収入につながる場合もあります。
地域のことを知ってもらい、住民同士の賑やかな交流は移住につながったりもします。
また市役所としては地域の方との交流があることで、地域の解決しなければならい問題に触れたりすることもできます。
そうなのです地域行事はいいことがたくさんあるのです。
子供の時から参加していた行事に、開催の準備側に回ってみると、それはそれで面白い体験だと感じました。
行事の開催側って楽しいのです。
皆さんも機会があれば、参加側から開催側になって地域行事参加してみてください。