シティプロモーションを全く知らない僕がとった行動とは

研修も終わり、いよいよシティプロモーション課で働く事になった。僕はシティプロモーション課という部署に配属されたが、研修中は課にいる時間が少なかったのであまり実感が無かった。研修で知ったことだが、シティプロモーション課はここ最近新しくできた課らしい。近年どこの自治体も、地域おこしのために様々な取り組みを行っており、この市役所でも新設されたのだそうだ。地域おこしには若くて柔軟な発想を持った人たちが関わった方がいいだろうという市長の考えから、課の平均年齢は他の課と比べて若い人が多い。正直、公務員=お堅いイメージしかなかった僕は、このような若い人が集まって仕事をする課があったのか!と驚いてしまったほどである。

配属されたのはいいものの、恥ずかしながら僕は「シティプロモーション」という言葉の意味をあまりよくわかっていなかった。大学で勉強したのは法学で、地域おこしとほとんど関係なく、地域おこしに関することも予備校で試験勉強を始めてから少しかじった程度だ。研修が終わり、本格的にシティプロモーション課で働くことになった日。上司が「昼一緒に行こう」と誘ってくれ、そこで僕は『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥!』と腹を決め、思い切って上司に「シティプロモーションとは具体的にはどういうことなのでしょうか?」と聞いてみた。上司は「最近見たサイトを教えるから、戻ったら見てごらん」と、このサイトを紹介してくれた。

『ベッドタウンのシティプロモーション』:http://citypromotion-bedtown.net/

その後は大学のこと、家族のことなど、課のメンバーの話などをした。

席に戻る前にトイレで同期に会ったが、同期は僕の顔を見るなり「先輩が厳しいー!!わからない事があって質問したら「まず自分で勉強してから聞くように。こっちの時間も限られてるんだから」と呆れ顔で言われた」と嘆いていた。勉強もせずにいきなり何でもかんでも人に聞くのは、その人の時間を奪っていることに他ならないと気付かされた。

僕は戻ってすぐに、上司に調べもせずに質問したことを詫びて、教えてもらったサイトを見た。上司が「色々な市がWEBでシティプロモーションのことをPRしているから、今日はシティプロモーションはどういう事をやっているのか調べて、簡単にまとめて帰る前に報告して」と指示を出してきた。何も知らない僕のために調べる時間をくれた上司。僕はこの時、社会人は受け身でいてはダメだ!と強く思った。